根室さんま祭、3年ぶりに開催

水揚げ量日本一を誇る根室のサンマを楽しむ「根室さんま祭り」が10月9日に3年ぶりに開かれることが決まりました。

根室さんま祭りは新型コロナ前の2019年は道内外から1万6500人が訪れた一大イベント。道東のサンマの水揚げは近年、苦戦を強いられていますが、市は「祭りで『サンマの街』の活気を取り戻したい」コメントしています。人気のサンマの炭火焼きは、感染対策として炭火を前に不特定多数が魚をはしで取る方式をやめ、各自テーブルで食べるなどの案が出ています。また、地元団体によるステージ発表や、根室産業フェスティバルで恒例だった地元産品の販売ブースの併設も予定されています。

根室市内では20年以降、3年連続で、主要な祭りであるかに祭り、金刀比羅神社例大祭みこし行列が中止。一方、今年は釧根管内で「釧路大漁どんぱく」や「なかしべつ夏祭り」が実施され、根室ではさんま祭りの実施の是非が焦点となっていました。