釧路地区、昨年の赤潮被害から回復

釧路十勝海区漁業調整委員会は、9月10日時点の釧路管内の秋サケ定置網漁の水揚げ状況をまとめました。
管内の漁獲数は、前年同期比2.8倍の4万6613匹でした。釧路管内の秋サケ定置網漁は8月30日解禁で、資源保護のため各漁協が9月2日以降に網を設置しました。漁協別では、散布が2.1倍の1430匹、昆布森が2.6倍の9592匹、釧路市東部が4.2倍の5160匹、白糠が3.4倍の2万8090匹、浜中が2割減の2341匹。全体の重量は2.3倍の12万7634キロで、金額は3倍の1億2908万円でした。
道総研さけます・内水面水試は「赤潮があった昨年よりは回復しているが、今年は5年魚が少なく魚体の小さな4年魚が目立つ」としています。