イトウの昆布巻き発売

北大北方生物圏フィールド科学センター七飯淡水実験所は、同実験所で養殖する日本最大の淡水魚「イトウ」の幼魚を原料とする昆布巻きを商品化しました。
天然のイトウが絶滅危惧種に指定されていることや、不定期に少量しか製造できない希少性から「幻の昆布巻き」として話題を呼んでいます。イトウはかつて本州にも生息していましたが、現在国内で自然繁殖が確認されるのは北海道内の一部の河川や湖沼に限られています。価格は一袋3本入りで、1296円。昨年12月、北大函館キャンパスの生協で3回に分けて計70袋を初めて販売したところ、いずれも入荷当日に売り切れました。