JR北海道SL運行

JR北海道の「SL冬の湿原号」が21日、JR釧網線釧路―標茶間で今季の運行を始め、釧路、標茶両駅は、SLの復活を喜ぶ鉄道ファンらでにぎわいました。湿原号は道内で走行する唯一のSL列車。昨季はSLが故障のため、ディーゼル機関車が客車をけん引しました。
この日、釧路駅には乗客のほか大勢のSLファンもカメラを手に集結しました。標茶駅では、町観光協会が、乗客のために駅前のバスターミナルに休憩場所を設け、町特産の牛乳や牛すじカレーなどを販売しました。
まちおこし団体「グリーンツーリズム標茶」は、駅前に特産品のショップを開設。町商工会も駅と町内飲食店を巡回する無料タクシーを運行し、乗客を歓迎しました。
運行は3月21日までの週末など計32日間で、1日1往復となっています。