釧路でトラウトサーモン養殖

釧路市などでつくる市養殖事業調査研究協議会と、水産専門商社ニチモウは新年度、実証実験で海面養殖する魚種をギンザケから、より高値が期待できるトラウトサーモンに切り替えます。
同協議会とニチモウの海面養殖の実証実験は本年度に開始。成長が早く生育具合が把握しやすいギンザケの養殖にまず取り組み、計12.6トンを順調に漁獲しました。2年目の新年度は将来的なブランド化を見据え、人気が高く高値で売買されるトラウトサーモンに着目。5月中旬~10月中旬に釧路港沖合のいけすで約600グラムのトラウトサーモンの雌5千匹を育て、2.5~3キロ程度まで成長させます。
市は新たな特産物にしようと、トラウトサーモンの愛称を今月20日から3月31日まで市のホームページを通じて募集しています。