ホタテ単価過去最高水準

標津沖で秋のホタテ漁が始まりました。
今季5回目の操業となった11月12日は標津漁協所属の7隻が38トンを水揚げ。平均単価は昨年同期の2倍で、同漁協は「好調な輸出とインバウンド(訪日外国人客)向けの国内需要が多く、過去最高レベルの値段」と話しています。午前4時半ごろ出漁した船が同8時半ごろ標津漁港に帰港。同10時半に競りが終わると、大量のホタテがトラックに積み込まれました。1キロ当たりの平均単価は664円で、昨年同期の307円の2倍強に。高値の背景について同漁協は「米国のホタテ不漁の影響と、訪日観光客の海鮮丼などの需要が堅調のため」と見られています。