白糠町ふるさと納税好調

釧路管内白糠町は、2022年度のふるさと納税の寄付額が昨年12月末時点で138億円となり、すでに過去最高額を更新したと明らかにしました。
全国の町村でトップだった昨年度を10%上回りました。町は本年度、原材料高騰により返礼品の約7割について寄付額の引き上げや量を減らす「実質値上げ」に踏み切ったにもかかわらず、寄付件数も前年度比3万件増の85万7千件で、過去最高となりました。リピーターが4割を占めた上、イクラやホタテなど人気の水産品を返礼品にしているため、件数は落ち込まなかったということです。
450品目の返礼品のうち一番人気の「エンペラーサーモン」(1キロ)は、寄付額を前年度から3千円引き上げ1万3千円としましたが、注文は5割増となりました。前年度の寄付総額は125億2千万円で全国市町村別で4位、道内では紋別市、根室市に続く3位でした。