ハラル活用案に最多賞

中標津町の課題解決に向け、道内外の大学生らが考案したビジネスプランの最終発表会が、中標津経済センターで開かれました。
大学生ら14人が7グループに分かれてアイデアを披露。外国人増加などを踏まえ、イスラム教の戒律に沿った食べ物(ハラル)を活用した提案が最多賞を獲得しました。小樽商大と室蘭工大、千葉大、熊本大、函館高専の学生が参加し、今月5日に実施。学生たちは昨年9月に町を訪れ、企業や牧場などの訪問などを通じて課題を探り、考案したプランの中間発表を行いました。その後、実証実験を踏まえて肉付けしたり、改良したり、新しいアイデアを考えたりして最終発表会に臨みました。町内の企業や金融機関、町役場などから参加した審査員7人が一つずつ賞を用意。「ハラルビジネスのすゝめ」と題し、樽商大らの学生3人が考案したプランが、最多の四つの賞を獲得しました。