シロザケ、元気で帰ってきてね

標津小学校の3年生22人が、自分たちが育てたシロザケの稚魚約100匹を標津川水系につながる標津サーモンパークの池に放流しました。
同校の「サケ学習」の一環で5月15日に実施。稚魚は昨年11月に当時の6年生が標津サーモン科学館の協力で人工授精しました。児童は、シロザケが1月に水槽でふ化し、少しずつ成長していく様子を見守ってきました。シロザケは体長5センチほどに成長。児童たちは「大きくなって帰ってきてね」、「元気でね」などと声をかけながら、コップに入れた稚魚をそっと放しました。同科学館によると、稚魚は標津川を下って北太平洋に旅立ち、3、4年後の秋に産卵のため、標津川に戻ってくるということです。