サケの一生納めた24点、標津で写真絵本原画展

オホーツク管内美幌町などを拠点に活動するカメラマン、二神慎之介さんが発刊した写真絵本の原画展が、標津サーモン科学館で開かれています。
サケの遡上や産卵、ふ化、川を下って海に向かう様子などを収めた迫力たっぷりの24点が会場に並びます。写真絵本は「うまれたよ!サケ」(岩崎書店)で、サケの一生を写真と平易な文章で紹介しています。B4変型判32ページで2640円。道東を中心に2019~23年に撮影した写真で構成し、今年2月末に出版されました。漢字を使わず、「とおいうみから、うまれたかわにかえってきたサケたち」「ながれにさからって、どんどんかわへとはいっていきます」「たまごをうみおえたサケたちは、ちからつきて、しずんでいきます」といった説明を写真に添えました。7月上旬までの開催となっています。