直木賞の河﨑さんに別海町民栄誉賞

別海町は8月11日、第170回直木賞を「ともぐい」で受賞した町出身の小説家河﨑秋子さんに町民栄誉賞を贈呈しました。
河﨑さんは「故郷の人たちにこのような形でお祝いしていただけることはとても幸運でありがたい」と話しました。同賞の受賞者は河﨑さんが4人目で、文化分野では初めての受賞となります。町生涯学習センターを会場に授与式が開かれ、集まった町内外の約300人を前に、河﨑さんが盾と副賞を町長から受け取り、続いて記念講演会が開かれました。河﨑さんは実家で酪農を手伝う傍ら、睡眠時間を削って執筆活動に励み、複数の文学賞に応募。2014年に『颶風(ぐふう)の王』でデビューしてからこれまでの道のりや裏話を語りました。