ヒグマと出合わない方法や遭遇時の対処法などを学ぶ「ヒグマ対策実践講習会」が、標津町内で開かれました。
参加者は講演でクマについての知識を深め、クマ撃退スプレーの使い方を学びました。町と町教委、町観光ガイド協会の共催で8月24日、標津町生涯学習センターなどで行われ、同協会メンバーと中標津署員ら30人が参加しました。万一出合ってしまった場合、走らず、後ろを向かずにゆっくり後退し、クマとの距離をとることが大切。攻撃を受けたら地面に伏せて致命傷を受けないように首と頭、腹部を守る防御姿勢を取るべきなどと説明がありました。また、ポー川史跡自然公園に会場を移し、実技訓練も行なわれ、クマ撃退スプレーの使い方を体験しました。