札幌学院大「日本遺産サポーター」に

日本遺産「鮭(さけ)の聖地」の調査や研究で、定期的に学生や指導教授らが標津を訪れている札幌学院大が、文化庁の「日本遺産サポーター」に登録されました。
高等教育機関の日本遺産に関する取り組みを推進するため、同庁が本年度設けた登録制度で、全国6大学・短大のうち道内は同大のみです。サケ漁を軸に繁栄した根室管内4市町の歩みを描く日本遺産「鮭の聖地」。経済経営学部のゼミは2018年から7年連続で町を訪れ、サケマスの産業などを研究しています。このほかにも別のゼミは、22年から日本遺産を主軸に、町民の生活とサケの結び付きなどを調べています。こうした動きに管内の観光関係者らでつくる協議会「鮭の聖地メナシネットワーク」は、「日本遺産を研究し、報告書にまとめて関係者らに配布するなど魅力を発信している」として同庁に推薦し、10月7日付で登録が決定しました。